FAQ(よくあるご質問)

PCA3検査とPSAの違いは何ですか?

PCA3編集委員会からの回答
Prof. Jack Schalken
Prof. Bertrand Tombal
Prof. Hendrik Van Poppel
29/03/2011

前立腺がん遺伝子3(PCA3)前立腺特異抗原 (PSA)の最大の違いは、PCA3が前立腺がん(PCa)に特有のものであるのに対し、PSAはそうでないという点です。

これは、PSAががんでない前立腺細胞からも生成されるからです。つまり、前立腺がんの男性だけでなく、前立腺肥大症(BPH、前立腺腫大)、前立腺炎(前立腺感染)など前立腺の病気でがんでないものを罹患している男性においても、PSA値が高くなります(年齢により2.5~6.5 ng/mL以上)。前立腺細胞数が多ければ多いほど、前立腺のサイズが大きければ大きいほど、血液中のPSAレベルは高くなります。結果として、年齢特有の上限値と10 ng/mLの間のPSAレベルの男性の多くは、前立腺がんを罹患していない、つまり前立腺生検は陰性でがん細胞を含んでいません。前立腺生検は痛み、出血、感染症を引き起こす可能性があります。したがって、このような男性が不必要な生検を実施しないよう追加検査の必要があります。

PCA3はPSAと異なり、前立腺がん細胞によって生成され、前立腺の大きさに影響されません。つまり、PCA3値はPSAよりも正確に次の生検での前立腺がんの存在を予測できます。そして、それにより不必要な生検や、それに伴う痛みや合併症(出血、感染症)を減少させるのに役立ちます。

PCA3予備知識を相互参照のこと